2012年 02月 19日
江戸時代のカキ船料理 |
手前左より ・カキの土手焼き(八寸のうち)
・刺身
中左より ・カキのひね生姜煮
・カキの胡麻油炒め、おろし大根醤油添え
・カキと大根の煮物柚子味噌添え
向こう左より ・カキ飯
・カキの吸い物
草津のカキの養殖が始まった江戸時代、
大阪方面のカキの販売を独占的に握った草津村(現在の西区草津)の養殖業者は
毎年11月頃カキを積み、大阪の橋のたもとに船を着け、1月末頃までカキを売っていました。
後に船上に座敷を設けてカキ料理店を開くようになり、「カキ船」と呼ばれていました。
広島カキのコース料理が出されて人気を呼び、日本全国に「広島カキ」が知られるようになりました。
現在は大阪淀屋橋のたもとに一軒残っているのみです。
残念ながら広島でも「かなわ」一軒のみとなりました。
私は広島に住んでいても、行くチャンスはまだありません。
広島サンプラザ主催 「宮島街道の歴史紀行」講座より
by table-harmony
| 2012-02-19 22:21
| 美味しいもの