2011年 02月 12日
アフリカ大陸…初上陸 |
モロッコ一日ツアー
スペイン・イベリア半島の南の端・タリファからアフリカ大陸の北の端・タンジールまで、
フェリーでたった40分です。
今朝は4日前にホテルに申し込んでおいた「モロッコへの旅」に出かけます。
まだ開けやらぬ6:30、バスはご一行様20人を乗せて一路西に進みます。
ガイドの英語とスペイン語の説明がとても早口でよく解かりません。
ただ、「はぐれたら見つけようがないので、絶対ついてくるように」ということだけは何とか解かるだけ。
左手遠くにジブラルタルの丘を眺めながら2時間でタリファの港へ。
行きと帰りのの出入国証を書き、バスを降り、入国チェック。
9:00発のフェリーに乗り込みます。
波が荒く、船は大揺れすると聞いていましたが、幸いにも波は穏やかで、
酔い止めの薬も必要なし。
意外にもタンジールには近代建築が林立しています。
「モロッコの旅」は バスに乗り、高級住宅街を抜け、ヘラクレスの洞窟へ。
再びタンジールに戻り、ベルベル人のテントへ。
ベルベル人とは紀元前に中東から移動してきた、北アフリカに住んでいる民族で、
ラクダに乗って移動を繰り返し、独特の文化をもっています。
モロッコはヒンズー教のベルベル人とイスラム教のアラビア人とで、
ほとんどが占められています。
有名なベルベル人と言えば、サッカーのフランス代表だったゴールキーパーのジタンが、
そうです。
同じテーブルには、オーストラリアのご夫妻、イギリスからの新婚さん、40年前にアメリカに移住したコロンビア出身のご夫妻、スペイン北部からの女性のお二人と座りました。
出てきたスープに、全員不信顔!
『少しだけ…』と言っていた人たちも、口にするとニッコリ!
野菜とお肉(羊?)の旨味がたっぷりと入った、それは美味しい濃厚なスープでした。
やはり、クスクスは美味しい!!
エスニックの香りが相まって、本場モロッコの味を堪能できます。 さすがにモロッコ豆が使ってあります。
パンも香ばしく、サクッとしてとっても食べやすい。
私的にはヨーロッパのものより、断然美味しい!
いよいよメジナ(旧市街)に移動です。
いよいよガイドさんに付いてスーク(市場)に入っていきます。
パンはこのように形成して売っています。
各家庭で焼くんでしょうね。
こんなに狭い通路のところも・・・・・
けなげな女性! イエイエ、作戦です!
どこかジタンに似ているような・・・・・。
フェスやカサブランカのような大きな都市ではないので、観光客のための華やかさはなく、ありのままのモロッコ、エキゾティック・モロッコを垣間見、なんとなく不気味な印象が残ってしまいました。
下船の時、旅行中の日本女性に出会いました。
会社を辞めて、3か月の予定のスペイン旅行を楽しんでいるとか。
私がこれから行く、トレドの街がとても良かったと話してくれました。
旅行をしていると、一人旅の女性によく出会いますが、一応に30代以降の人です。
一人旅同士は話しかけやすいので思わぬ出会いがあって楽しそう。
危険と隣り合わせと言えども、いつかは私も・・・・・
by table-harmony
| 2011-02-12 21:19
| スペイン紀行