2013年 02月 02日
節分に江波巻き |
『江波巻き』ってごぞんじですか?
広島の江波地区に伝わる、お寿司ではない、海苔巻です。
・江波巻の由来
昔(1940年以前)、海苔業が盛んだった江波地区では海苔に
広島菜、かつおなどを漁に持って出て食べたもの。
穴が開いたり欠けたものを使い、片手で食べられるように両端を
軽く絞った。
巻き簾は、海苔漉きに使われる細い竹製で、良くしなうものだった。
ちりめんじゃこ、白菜漬け、たくあん、つくだ煮なども入れた。
不思議なことに、当時使われていた海苔を干す竹簾を
骨董の「毘沙門」さんで求めていたもが戸棚にあるのを思いだし、
しみじみと思いを馳せたのでした。
恵方巻きのヴァリエーションとして、江波巻きは如何でしょう?
串戸「まる福」さんでは節分限定で、注文に応じていらっしゃいます。
お寿司よりあっさりとして、広島菜と濃厚なカツオの旨味が際立ち、〇徳海苔さんのお墨付きとなっています。
by table-harmony
| 2013-02-02 11:41
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